格安サイトAmazonギフトキャンセルから返金までこぎつけた話
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※最近この記事の閲覧数が上昇しています。その度に、詐欺合われた人がまだ増えているんだなとつらい気持ちになります。

 

前回の記事で安くamazonギフトを買ったけどキャンセルされて結局は大損という話をしました。

 

被害を報告している方の多くはAmazon仲介サイト共に保証外と言われ一蹴されて泣き寝入りであきらめています。

 

今回は保証外から返金にされるまでの経緯をお話ししたいと思いますが、最初に断っておきたいのは返金される確率は限りなく0に近いと思っていただいてもいいと思います。

なぜなら法律で保護されておらず、Amazonも仲介サイトも「返金の責任」がないからです。よって、いかようにもカモにされるシステムが完成されているという事です。このサイトを訪れて私に何十人も相談してきたのですが、そのすべては返金までたどり着けず泣き寝入りしています。ですので、ここを見て諦めて次に向かうのが一番良いと思ったのが私の結論です。どうしても気が収まらん。どうしても一矢報いたい。そういう気持ちが強いのなら最後まで読んで自分なりに答えを出してください。

 

では。続きを話します。

私が今回返金されたのは奇跡的にうまくいってなんとか返金までこぎつけたという感じでした。

終わったのになぜ記事にする必要があるのか?それはこれ以上被害を増やしてほしくないという事と後述の怪しさを感じた為注意喚起したいという事です。

 

全体の流れ

 

キャンセルになったことに気づく

 

チャージしてから2日目にamazonから買い物をしようとし、支払い選択画面でAmazonポイントを使用しようとしたところクレジットしか選択肢が選べなかった時にamazonポイントが消えている事に気が付く。

急いでチャージ残高を確認した所「\0」になっていてチャージ履歴を見た所、「キャンセル」になっている事に初めて気づく。

 

仲介業者に問い合わせ(一回目)

 

仲介業者に電話で確認。調べるという事でチャージの変動履歴とチャージの際のギフト番号を求められる。

それらをスクリーンショットを取り送ってほしいとの事。

急いでメールで添付して送りました。そしてTelにて再度問合せ。

この対応の際仲介サイトの担当者から、「キャンセルは保証の対象外」という事と、「ギフトを買う際に当社(仲介業者の)規約を読んだんですよね?」と念を押されました。

つまり30分以内のキャンセル以外は知った事ではないという対応です。

 

ただここでギフト出品者に問い合わせてみて、出品者が内容を認めたら返金する可能性があると言われ返金の可能性があると言われる。

 

数時間後仲介サイトよりメールが返信された内容がこちら。

 

 

Amazonに問い合わせ(一回目)

 

Amazonのサポートページより電話にて問い合わせをする。

※ギフト券のキャンセルという問い合わせ項目は無く、それらしい項目もない為適当な項目を選んで電話をかけてもらう事にした。

 

Amazonサポートセンター問い合わせ先

 

その際にギフトの番号をすべてお伝えし経緯をすべて話す。4~5つぐらいのギフト券をすべていうのでいちいち番号を一から言わないといけない為30分はかかりました。

受付に出られた人はギフト券のこういった事はあまりよくわからなかったのか話が進まなかったため、上席の方に代わってもらい担当の部署から連絡をもらう事になった。

上席は物腰柔らかい口調で丁寧に対応してくれ、何度もすみませんと言っていました。そして専門の担当から返答に一週間ぐらいかかると言われる。

どうせそのくらいかかるなら返答の際にどういう理由でキャンセルになったのか確認してから連絡を欲しいと言う。キャンセルの理由がほしかったのは仲介業者の規約の「不正入手、詐欺等の入手に該当していた場合返金する」という可能性に賭けてみたかったからです。

 

Amazonより返信

 

Amazonの電話対応から一日後amazonよりメールが来る。

想像していた通り、素っ気ないテンプレート文。キャンセルになった理由は開示されなかった。規約を読む限り、停止すると書いてあるので理由は規約を読んでくださいという事なのでしょう。

Amazon規約にも下記のように書かれています。

参考URL:amaoznギフト券細則

 

この時点で困ったことに仲介業者規約の「イ」の項目 発行元がギフト券の制限を明かさないが該当する為、保証外に完全に当てはまる事に。せめてamazonがなぜギフト券がキャンセルになったのか言ってくれれば、仲介業者にも言えるのにと思ったのですが。

参考:仲介業者規約

 

とはいっても何十万回も取引しているとサイトにも書いてある仲介業者なので、「Amazonはそもそもキャンセルの理由なんて言うわけもない」という事をわかっての規約を作っているのでしょうからしてやられた感を感じました。

 

 

問題解決の為に情報を探す

 

正直に言って、仲介業者もこういったパターンでの対応も対策はとっているのです。キャンセルになる事が殆どなので規約を盾にして終わらせようとしてきます。

当方も法律的なアプローチを探しましたが専門家でもないので糸口が見つかりません。弁護士に相談しようにも費用・時間を考えると途方もない。直ぐに思いつく事としてクーリングオフ・消費者センター・JAROぐらいです。様々なサイトから被害者がどのような問い合わせを試みたか情報を集めます。

 

・被害にあった方の申告・・・仲介業者の規約により一蹴され、追及できず泣き寝入りが多い

・クーリングオフ・・・ネット販売の案件には適用外(該当ページにリンク

国民消費者センター・・・以前にもヤフオクでの詐欺を相談した際に警察に連絡してくれと回される。ネット周りの相談は弱く最終的には弁護士に相談までたらい回しにされる事は目に見えています。

・警察に相談・・・以前にもヤフオクで詐欺にあった際に警察に出向いて相談したが、ネット関係の取引は警察では担当できず弁護士に相談してほしいと言われた経験から無理だと判断。

・弁護士に相談・・・こちらは取り扱いはできるだろうが、少額提訴を勧められる以外に方法はないと思われる。費用・時間を考えると損失額と比べても割にあわない。

 

つまり個人で反撃するなら弁護士に大きな費用と時間を払っての少額提訴しか答えが用意されていないわけです。

他にも時間と費用を度外視するなら集団訴訟という選択肢もあるのでしょうが、一般人にそんな事は考えられません。

(同じamazonギフト被害者であるNron_Manさんが集団訴訟を募っておられるとの事で詳しくは下記参照

 

有益な情報等ネットには転がっているわけがなく、泣き寝入りするという選択肢を多くの方がここで迫られるでしょう。

 

返金をさせるのは仲介業者に狙いを定める

 

正直に言ってamazonに返金をせがむのは無理でしょう。丁寧な一時受付を受け、折り返し連絡します。からのamazonアカウントスペシャリストからの素っ気ないテンプレートで終わるからです。(キャンセルだった場合。無効・保留等はまだワンチャンスあるかもしれません)

規約(ギフト券規約 細則2.制限より)でそう書かれている以上、担当者は機械的にメールを返信するだけなので問い合わせるだけ時間の無駄です。激しい口調で攻めて下手に印象を悪くするようなことをすれば悪質ユーザーとしてアカウントを凍結される可能性すらあり得ます。

となると、仲介業者に問い合わせて問いただすしか方法がありません。そもそもamazonの規約を当然知っての販売行為ですから、限りなく黒に近い商売です。そこらへんを問いただすしかありません。

法的にアプローチが難しいにしろ、健全ではない商売を行っているとこれまでの規約などで再確認できたわけです。いかがわしい商売をしているのであれば当然なんらかのボロがでるはずです。

 

仲介業者に問い合わせ(二回目)

 

前回出た担当者とは違う方でした。しかし、対応の方法は同じであり

受付担当との問答内容

1、当社の規約に同意して買ったものだから規約に従っていただく

2、キャンセルは保証対象外

3、調査中であり追って連絡する

をロボット的に言うだけです。

 

正直、こういった対応する担当に話し合っても埒が明かないです。ですので多少声を荒げた問答をしました。お互いヒートアップして切った張ったの言い合いになり担当者も声を荒げて相手も感情的になっているのが手に取るようにわかります。

電話の内容として下記のクレームを申し上げました。

クレームポイント

・御社はamazonの規約を知っていて販売をしている事に疑問はないのか?

・御社のサイトに書いてある安全で使用できる文言に意味はあるのか?最初からひっかけるつもりで販売しているのではないのか?

・客に御社の規約を読めと言うが御社こそamazon規約を読んでいるのか?amazonは譲渡等を一切認めないのに仲介とは?

受付もダメだと思ったのか一時間ぐらい問答して上司に代わってもらう事にしました。

 

先ほどの担当者とはうって変わって物腰の柔らかい口調の上司が電話に出てきます。

上司との問答内容

・こういった案件は多く問い合わせをもらっている

・こういった場合返金は40~50%の確率で行われている

・この業務は確かにグレーの部分がある

・被害報告はSNSやブログ等で拡散されやすいが、その後の返金(ポジティブな話題)は拡散されにくい傾向

ここで意外だったのが上司すらこの商売をグレーだと認めている事。そして返金の可能性が「0」ではない事。そもそも上司まで電話を変わらせる程のしつこいお客様には本音を言わなければ、引いてくれないと思ったのか吐露したようです。

ですがこの返金の可能性40~50%というのもクレーマーを安心させるための%なので実際はもっと低い事が予想されます。

 

仲介業者から返金

 

その一日後、メールで返金の旨を書いたメールが仲介業者より送られてくる。

 

ただし全額返金されたわけではなく、一部返金であるためその後も問い合わせをしたが返答は未だに帰ってこない。

返金の額は4万円の入金に対し、3万7千の返金です。仲介サイトのチャージ金額画面に数字が加算されていました。

 

なぜこういった行為(商売)が続くのか

 

このやり取りでの結果をよく考えると見えてくるのですが、ギフト券がキャンセルになればamazonはその金額分まるまる利益になります。

仲介業者は買った人に返金しなければ買取金額と販売金額の差額分利益になります。返金するのならもともと売った人から没収すればペイできます。

損するのはamazonギフトを売った人(100%の金額割合で損します)と、仲介サイトで買った人(こちらも70~100%の金額割合で損します)なのです。

 

ヤフオクでも同様の手口で買い取ったギフトを転売する事によって利益にすることができます。もはや確信犯です。

 

正直に言って、仲介業者の立場からすればおいしい商売です。法に触れることなくamazonからも仲裁されるわけもないのですから。被害者の誰かが損害賠償をつきつけて利益システムを破綻させるまでは続くでしょう。

Amazon側もギフト券を発行して自らの法で無料で回収するわけですから健全な商売とは言えず商法や法律の抜け穴を利用した行為と言えるでしょう。

 

被害者からの相談をご紹介

 

Miさん 仲介業者アマギフト

 

被害総額:65000円

 

対応履歴

 

Amazonカスタマーセンターやアマギフトに連絡しても、たらい回しにされているとの事。

しばらくするとアマギフトからは電話すら繋がらない状態になった。(アマギフトの電話対応はおじさんとの事)

ご主人から電話しても同じく途中で切られ、その後電話がつながらない状態に。普通に考えて仮にも会社法人として構えている事業体が電話を受付しないというのはいかがなものでしょうか。このことからまっとうな会社ではない事が容易に推測できます。

 

その後他の被害者を集め集団訴訟をする方向で検討中のようです。またご友人から紹介された弁護士さんとも相談をしている最中との事。現在snsでの注意喚起警鐘を独自の方法で実行されています。

相談されたMiさんは憤りと無念を痛感して毎日を過ごされています。

もし今この記事を読んでおられるあなたが10%安く買えるからと言ってギフトを大量に買いいきなり全額没収になったらどんな心境になるかご想像ください。私も経験しましたが、夜も寝れない程不安な気持ちになります。

 

てつぽんさん 仲介業者あるじゃん

 

被害総額 98,800円

対応履歴

 

購入後4日後amazonよりキャンセルされた。

Amazonとあるじゃんにメールにて問い合わせ。最終的にメールのやり取りでは返金への解決はできず少額提訴を進めた所あるじゃん側の弁護士からの連絡があり反訴し裁判費用などの請求をすると連絡があったとの事。

今後てつぽんさんは小額訴訟の為に資料をまとめて 訴訟に向けて準備中との事。最後まであきらめず戦う姿勢を維持しています。

 

担当の弁護士っぽい人から電話がかかってきまして、散々話しました。

弁護士の番号を言えといわれました。

裁判で徹底対抗するような挑戦的な態度でした。
1か月位で訴状を送るからまってろって感じの事を伝えて電話は終わりました。

あるじゃんは他の業者と同じように問い合わせをかければしっかり対応を行うが
訴訟をちらつかせても結局返金は難しい事が解りました。
この業者は他の交渉を考えた方が良さそうです。

てつぽんさんからのアドバイス

 

 

またこの事実を各マスコミ(NHK、民法、週刊誌)に被害内容を資料として提供中との事

 

左上から右下までZの順に掲載。

クリックすると大きく表示れます。

てつぽんさんからの提供(ご自身でパワーポイントから資料を作成したそうです)

 

メールのやり取りの回数、弁護士への相談、資料作成等を見ると相当量の労働、心労が重なっていると感じました。このように非常に神経を使って時間を費やしても返金までは遠い道のりであると思わされた相談でした。

 

Yoshiさん 仲介業者アマテン

 

対応履歴

 

メール対応の後

結局出品者の名前、住所、電話番号が開示され後はそちらでやってください、ということになりました。出品者本人に連絡するのも精神的に疲れそうなので今回はこの辺で終わろうかと思います。

ありがとうございます。ちなみに私は、こんな回答をアマテンからもらいました。

恐れ入りますが、当社はギフト券の個人間売買の場を提供している立場であり、売買契約は出品者様と購入者様の間で行われているものとなります。そのため、売買契約に関しては、売買契約者である出品者様と購入者様によって解決していただくようお願いしております。 恐れ入りますが、本件に関する当社としての可能な対応は当サービスに登録された出品者様の登録情報についてお客様にお伝えするまでとなります。今後はその情報をもって警察等の公的機関へご相談いただけますと幸いです。 警察より必要に応じ情報の照会要請等がございましたら内容に沿って対応させていただきます。 現在、新型コロナウイルス感染症の影響により、通常よりお時間をいただく場合がございます。予めご了承ください。 当社としましても、解決に向け、可能な限りのご協力をさせていただきます。 よろしくお願いいたします。 ご返答やお問合わせ内容のご確認は下記のページからお願いいたします。 

結局たらい回しにされ泣き寝入りで終了との事。

被害総額が少なかったためご本人も時間の節約の為あきらめたとの事です。この対応をされると時間がかかる上に取り返すのが困難だと直ぐにわかるでしょう。大体の人がこの対応であきらめる場所になると思われます。

 

集団訴訟の集い

 

Amazonギフト券を仲介、または販売している業者。

またはそれを認知しながら放置しているAmazonは一般常識から考えて皆さんにはどう映ったでしょうか?

少なからずこの記事をお読みの方は被害に遭われた方が多いかと思います。ですので返金を切望し、挑みそして結果があったのではないでしょうか。

 

冒頭でも申し上げた通り残念ながら返金の可能性は限りなく難しいです。しかし、明らかに理不尽と感じられる方も少なからずいらっしゃると私は思います。

 

その中で有志を募られている方がいらっしゃいますのでご紹介いたします。

・納得がいかない
・取り返したい
・許せない

と思われる方が多くなれば現状を打破できる可能性が高くなります。

 

Nron_Manさん

 

 

Nron_Manさんのサイト

 

 

 

まとめ

 

確定で言えるのはamazonの正式許可がなされている店舗以外から買わない方が良いという事になります。何も抵抗できないままお金を取られるばかりかamazonのアカウントロックされる上に犯罪の片棒を担がされてる可能性すらあります。

 

無効化被害額が100万、200万などという人も多数。今まで無事に使えていたから、安心して大金で安い時に買いだめしたという言う人。

 

今回の私(Syuusense)の件にしても恐らくだが、仲介業者も問題を大きくしない為に損得勘定で返金してさっさと終わらせようとした感があります。そう思ったのは一部返還で残ったギフト残金の調査を直ぐにやめたからです。まっとうな会社なら全ての残金の問題を調査するのが当然ですが、即打ち切られました。(まともにサービスを展開している会社ならまずありえません)

そんなぎりぎりの線での攻防の為、時間が経てばどんどん不利になりますし弱腰でやっていれば即一蹴され泣き寝入りしか選択肢はないでしょう。

被害者も多いようですので、集まって提訴すればこういった商売は根絶されるのではないかと思われます。

 

最後に

 

ただ私的に考えるにこのシステムはグレーですが、完全な黒ではないという事も重々承知しています。少しでも節約・安く買いたいというニーズは絶えず発生します。もしキャンセルや無効にならなければ、その後も延々と利用していた可能性もありますし現在利用している人も多くいらっしゃるでしょう。売る人間買う人間でWin-Winの結果がもたらされるなら決して完全悪ではないという事は誰もが思う所だと思います。

ですからAmazonはギフト券譲渡の禁止をなくし、仲介業者はキャンセルの保護をカバーするのならこの売り買いは完全な白になるし賛美される可能性すらあり得ます。それができないのなら、不幸を生産するだけのシステムになるわけなので撤廃した方が良いと思います。

 

この件で問い合わせをしたいという方は下記のフォームから問い合わせを受け付けております。

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