(猿でもわかる)Amazon本せどりをやってるおバカまだいる?(本せどりの世界)
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タイトルは少し煽り気味ですが早く気づいてもらえるようにあえて煽り気味にさせて頂きました。不快になられた方申し訳ないです。

 

ただこの記事をこれから副業を始められる方で、本せどりに興味を持った人。感謝してください。あなたを本せどりというブラック以下の副業から救うのですから感謝されてもいいぐらいです。

私は本せどりは外に出たついでにたまにやっていたのですが当の昔にやめています。

だって資金も時間も有限だからね笑

というのももうこれはオワコンだからです。

 

なぜオワコンなのか

まず諸経費

 

まず、従来の本せどりを行う為には最低限必要経費と言うものが掛かります。

ここはおおよそに見積もってツール代と出品登録で18000円程度です。

目利きや、メルカリ等で細かくやるのなら費用はかかりませんが大量に仕入れて大量に捌くという方式なら上記の値段になります。

それと大量の時間と、広い倉庫が必要。こちらは上記の経費とは別です。

 

つまり最低でも18000円は純利益を出さないと、赤字になってしまいます。

従来の環境の本せどりであれば18000円は実は割と簡単にペイできていた時代があって、それこそ100円で仕入れたものが1000円以上で売れるという事は珍しい事でもありませんでした。

 

頑張れば18000円ぐらいすぐだわ!って思っているかた読み進んでください。

 

2021年ごろから環境が激変

 

2021年1月コロナ需要もあり、古本が飛ぶように売れました。それこそ、出品すればどんどん売れていく。

しかし、この頃から目に見えない所で環境がかなり変わってきています。

 

それはブックオフがAmazonに出店する事が良く目につくようになってから気が付きました。

前々からブックオフはヤフーと提携し、Amazonには出店しなかったのですが最近ではもうお構いなしに全力でAmazonに出品していますね。

 

なぜ今までブックオフがAmazonに出店しなかったかと言うと、

Amazonの手数料は実質30%以上かかるからです。

「何言ってんの?」と思われるかもしれませんが、事実ですからよく調べてくださいね。

え?調べてもそんな数字じゃない?そりゃあんた。実際Amazonで売ったことないからわかるわけないでしょ。セラーじゃないとこの数字わからないから。(セラーでもわかってない人多いけど)

カテゴリー成約料、手数料(配送料含む)15%、更に手数料にかかる消費税。よくネットでAmazonの手数料を詳しく説明すると言っている人がいますが、大半が間違っています。手数料に更に消費税が掛かる計算をしていません。

 

 

もう波は帰ってこない

 

実の所、今まではブックオフセドラーと言われる古本で利ザヤを稼ぐ人たちは新規参入者と撤退者がバランスよくいて一定の分界点でバランスがとれていました。つまり、売り続ける事で最後まで残ると残った人が儲けられるという世界だったのです。

波があったわけですね。

しかし、近年ブックオフがAmazonに本格的に参入してきました。なぜ?それは少し考えればわかる事ですがコロナで不景気になった事で消費者が本にお金を回せなくなったんですねぇ。ブックオフは当然売り上げがなくなるわけですから、別の販路を探さなければ存亡の危機です。ブックオフは正直賢い企業とは言えません。だからAmazonに安易に参入しちゃたんですねぇ。経営者は経営したことあるんでしょうか?なんなら変わってあげましょうか笑

ブックオフは元来ヤフオクと提携しておりますがヤフオクでは古本は売れません。だってヤフオクユーザーは古本はもともとかわないから。そしてそもそもヤフオクは古本が売れる場所ではないからです。更に今やメルカリをはじめとする個人間の売り買いが他でも盛んにおこなわれている中、頼みの綱のヤフオクでさえも売り上げがままならないブックオフはついに手数料が高いAmazonに駆け込んでしまいました。そりゃうれなきゃ違う販路に出すしかないわな。しかしブックオフさんもちょっとこれは失策だと思いますよぉ。

 

Amazonの凄まじい手数料と値段自動最低価格のダブルアタック

 

例えばブックオフは古本を1円なり10円なりで買いたたくわけです。

10円で仕入れて350円で売ったとしましょう。いくら儲かると思いますか?

わーい340円得だ~なんておもっている能天気さんはいないとは思いますが、150円ぐらいは得してんじゃないの?とおもう人も要注意です。

 

答えは赤字です。(粗利50円程度)

 

10-350=340円

340-(80+8:カテゴリ成約料)-(53+5:販売手数料)=194

194-(梱包費が30円、運送料100円とする)=64円の粗利益

 

64円の利益がでました。更にそれらにアルバイトの料金を引いたらいくら残るでしょうか?笑

100個同一の物を売って6400円。わーいって話になりますか?アルバイトが8時間働いて最低賃金である6400円かかったとしたら?

 

ちなみに110円で本を仕入れた場合、400円程度で販売しないと+になりません。(人件費ガソリン代通信代を含まない損益分界点)

何だ簡単じゃんとおもいました?

 

しかし残念!

 

残念ながら400円ではもうAmazonでは売れません。だってメルカリに330円で置いてあるから。

それと同じamazonでブックオフやその他の業者が死に物狂いで大量の本をそれ以下で売っているからです。メルカリを見ない消費者がAmazonを見ても、

多数の出品者からあなたを選ぶ?そらガチャで星5を引く確率と同じですよ

 

加えて言うなら売れ筋波形を見て仕入れるわけですが、いくら売れまくっている物であっても次から次えと最安値が更新されるわけなので見込み利益は当てになりませんからね笑。売れなきゃ投げ売りするしかないわけで最低価格をバンバン更新。1日単位で半値になる商品多数。

 

つまり1000円で仕入れて3000円のプレ値で売る。というのが粗利が高い戦法が効かないんですね。そりゃそうです。今数々の売り場が展開されている中、Amazonだけみてる人はもういません。他で1200円で賢く買っているわけで、3000円で買う人はいないってこと。仕入時見込み2000円と出ても明日には仕入原価まで下がっている事が多いという事です。まだ波形を妄信して仕入れている人?もう息していないでしょ。

 

18000円をそれでも固定費のペイする?もちろんできますよ。

在庫3000冊ぐらい持てばね。

売れない本を資産として計算すれば黒字になるんじゃね?まあ簡単には売れないだろうけど。

ちなみに正直な所1000冊もって3万。2000冊もって7万という所でしょうか。ただ死在庫をそれだけ蓄えて実質赤字に転落している事に目をつぶればの話ですが。

それといまコロナ不景気だからねぇ

3000冊もったって資金回せるかビミョ

1000冊持つという事は、畳3畳分ぎっしりつめて毎日毎日数千円程度の利益の為にパソコンつけて、清掃して、印刷して、梱包して、発送するという人生を徒労に使いたいなら止めはしません。そのまま頑張ってください。

帰ってきたとしてもすぐに沈む

 

今まではそれでも本せどらーが撤退すれば、ライバルも減り価格が上がって益がとれるようにはなっていましたが、既にその時代は当に終焉を迎えていてブックオフが参入した事を皮切りにもはや本せどらーが撤退するぐらいでは価格は戻りません。

つまり、ブックオフ(バリューブックス等)が倒産するまではもう価格は戻らないでしょう。

 

なぜ儲かるという人がいるのか?

 

これ。これから書く事を理解してください。

「本せどり儲かりますよ^^ 220円で仕入れて770円でうれました。利ザヤは300円です。すごいでしょ^^」

いかにも楽に儲けられると自慢気に語るコミュが多い事か。私も本せどりコミュをいくつも入っていたことがありますが、コミュ主が話す内容はこういうのが多いですね。あとは、「この前仕入同行に行きました。この写真を見てください。今日は130冊も仕入れました」みたいな報告ですかね。

 

これは釣りといって、いかにもまだまだ儲けられるという証拠みたいなものを見せてきます。典型的なパターンですね。

 

実際100冊仕入れてみて、いくら売れ残ると考えたことありますか?値付けをかなり薄利にしても40%は売れ残りますね。他サイトで併売しても70%売れればいいとこでしょうか。

なぜこのような写真を出す必要があるかと言うと、コンサル希望の情弱からコンサル料を取りたいからなんですね。一般に本せどりの同行を含めたコンサルは10万程度でしょう。3か月ぐらいでペイできますよなんて適当な事を言って誘うわけです。

 

正直3か月ではペイできません。相当の目利きや読み、併売管理等を含めて5年やっていた私ですら難しい所じゃないでしょうか。

粗利でそう見えても、死在庫や仕入時間、ツール代を含めたら半年以上かかる上に見えない所で下手したら延々と赤字街道を突き進む可能性が大きいです。

 

コンサル料をせしめたせどらーはその資金で更に次の情弱コンサル生を探すビジネスをやるわけですね。つまり、ここで生き残れるのはコミュ主だけであとはコンサル料を取られた人は無駄な努力を延々と続け、主に相談すれば励まされて人生の時間を浪費するわけです。そして最後には、自分には向かないからやめようと損切りして取り返せない時間には目をつぶる事になります。

 

結論

 

希望を棄てなければまだ波は戻ってくると経験上から思っている方。

残念ながら仮に戻ってきたとしても、それは一瞬ですぐに落ちます。ここらで目を覚まして別の事で稼ぐことをお勧めしますよ。

それとまだ本せどりは儲かるとか言っている方は、コンサル料で少しでも稼ぎたいと思っている人しかいないので相手にしない方が無難かと。それと大体のコミュには桜がいます。俺も儲かってるぜ~なんて言う方や、主の意見にヨイショしたり同調する感じの人ですね。そういうのを見極められない人はもう後にも先にも地獄しかないので気をつけてくださいね。

100円で仕入れて700円で売れました!(ニヤ)とか言っている人が多数いますが、

その後ろの映像に見えません?大量の売れ残った死在庫が。特にyoutubeなんかで公開している人の見るも無残な在庫。ちらっと調べてみても値段はもう仕入れ時の見込み利益はほとんど薄利限界まで行っている物ばかりですね。

 

これは本に限った話ではなくてそもそも手数料がカテゴリニーもよりますが30%近くかかるのにどうやって利ザヤがだせるんですか?新品で大量に中国から入荷したら昔はそれでも稼げていましたが、今やそれすらも宝くじを当てる確率でさえ大きく稼いで1アイテム50万円といったところでしょう。売れなくなった在庫まで考えて実質赤字の人多数ではないでしょうか?(ちな私の友人は中国から総代理受けて大量入荷ヤフーショップ楽天でいい利益を出していますがAmazonには参入したら馬鹿でしょと笑ってました。)

 

以上の事からAmazonで販売する事はあなたの人生にとって1mmも有益な事はありませんので、よく考えてくださいね。

あ~ちなみに、Amazonで出品者はメールアドレスを公に開示する必要がありますが1日50通程度スパムメールと詐欺メールが飛んできますのでマゾ体質の方は楽しめるかと。

 

それとAmazonは自身の利益のためなら、セラーなんぞはどうでもいいと思っている企業なので騙されて小遣い稼ぎで参入すると

人生を無駄にしますよ?

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