ライティングの仕事をしていると、自分が書く記事のクオリティーは落としたくないものです。しかし、なるべく短い時間で効率よく仕上げたいというのが本音。
時短で質の高い記事を書く方法を、思案している方も多くいらっしゃると思います。
では、売れっ子ライターの方々は、どの様に沢山の記事を書いていらっしゃるのでしょう。
私を含め、仲間にも聞いてみた事をまとめてみました。
目次
ライターに必須の時短テク
ライターさんによって、それぞれ1日にこなせる仕事量も、ライティングに充てられる時間も違うものです。中にはwebライター以外に本職があるとか、1日数時間程度しか時間をかけられない、集中力があまり長く保てないという方々も。
こればかりは経験値を積み、自分なりの時間の使い方や仕事術を極めていく必要があります。普段から知識を蓄え、自分なりの文章に変換して書くという事に慣れていかなければなりません。
今回はWebライターとして活躍している何人かの方々が、実際に実践している時短テクをご紹介します。
PCのツールをフル活用
まず、利用するPCのポテンシャルを使えるだけ何でも使いましょう。
PCには、辞書ツール(予測変換)があります。これに、頻繁に使う言葉を登録しておくと便利です。
ビジネス文書を書く場面でもよく使われているのですが、例えば「よ」とタイピングしたら「宜しくお願い致します。」という言葉が予測変換で表示されるように設定しましょう。
併せて使われているのは、Google chomeの拡張機能です。
Googleに拡張機能がある事はご存知かと思います。オススメなものを3つ紹介します。
慣用句・英単語をドラッグで和訳する翻訳ツール
矢印マークやコメントと一緒に、分かりやすく必要な情報を切り取れる、コピーツール
タブを大量に利用する際に、何がどこに、というのを分かりやすくする整理ツール
それぞれにリンクを貼っておきましたので気になる方はご参考ください。
使いこなすとかなり効率的ですし、何しろ文章作成が楽になります。
文字カウントツールについてはご存知の方も多いと思いますが、無料のツールがありますのでブックマークをおススメします。
また、PC本来の機能をフル活用しましょう。
例えばShiftキーを押しながらendキーを押してみると、カーソルがある場所から一番右まで、一瞬で囲めます。
F5キーでページの更新、F7キーでカナ変換。F8キーで小文字の→カナ変換。
他にも沢山のお役立ち機能が備わっています。キーボード操作の時短テクを覚えるだけでも、質の高い記事を効率よく仕上げる為に役立ちます。
結論は、最初に決める
記事を書くテーマは決まっている事が多です。まず、
★一番読み手に何を伝えたいのか ★
この結論を先に決めてしまうのです。先にこの様な記事にすると決めることで軸はブレなくなります。
私も経験がありますが、ブログを書くように自分の調べたこと、それについての考察などをダラダラと書いてしまうと、読み手に伝えたい事から話が逸れていってしまうのです。
そうなってくると、せっかくつけた見出しや小見出しを、後から変えなければならなくなったり、加筆が必要だと長く書きすぎたりして非常に効率が悪く、質の高い記事には成りません。
この結論に行きつく為に、これを伝える、といテーマは先に決めてしまいましょう。
それで、リード文、小見出し、まとめのタイトルを本文を書く前に先に書きます。
後はとにかく手を動かす事で、自然と記事の質も上がりますし、余計な加筆作業に時間を取られることもなくなります。
まとめ
今回ご紹介したのは、効率よく質の高い記事を書いているライターの方々が、実際に実践していらっしゃる時短テクのほんの一部です。経験値を積み、記事作成に慣れていくうちに、自分なりのやり方を開拓していくというのが、実は最も効率よく良い記事を書く為の近道なのです。
普段から心理学やビジネス本、エッセイ等、ジャンルを問わず書籍をなるべく多く読んでいるというライターの方がいらっしゃり、知識としてボキャブラリーや「考え方」のストックを蓄えておく事で、文章作成に余り時間がかからなくなった、とコメントしています。
後は、とにかく慣れです。手を動かす事です。文章を書く、読む、自分の知識として変換するという、このサイクルを速くすると、意識せずとも記事の質は高いものになります。
また、作業時間のタイムリミットを決めておくというのも、個人的にオススメな時短テクです。
人間が集中力を保てる時間には限界があります。上手く休憩を取り、頑張りすぎない事です。
無理に言葉を絞り出そうとしても、そんな時ほど駄文になってしまいがちです。ONとOFFを上手く切り替えて、自分でちゃんと自分のメンタルや作業に充てる時間を管理するという事も、質の高い記事を生む為には大切な事です。
その中から、自分なりの時短テクは自ずと発見できます。
より効率良く書く方法をご自身で見つけて、時間を上手に使ってライテイングを楽しんでください。