【ツール】コインドライバーのすすめ【もうネジ山を潰さない】
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大事なモノのネジ山(頭)をよくつぶしませんか?特に古いネジ山だと本体と固着していて無理に回そうとするとネジ山が潰れてしまう。

よくあると思います。。。。

 

アンティークな機械によくあるネジ山ですが、アンティークなだけに結構な確率で固着(本体と異常にくっついていて離れない)しているんですよね。

今回はネジ山を潰さない為に最も簡単な方法で開けるドライバーを紹介したいと思います。

 

コインドライバーの特徴

コインドライバーは、コインのような頭のドライバーなのですが、主にマイナスネジの開閉に威力を発揮するドライバーです。

ドライバー頭の部分が非常に太く他のドライバーと比べても2倍ほど大きいです。
また独特のフォルムをしており、マイナスの溝にピッタリ嵌合します。

今回の記事のコインドライバーはTOP工業のTRD-45というものです。

頭の横幅は約1.4mmでした。

通常のドライバーは1mmにも満たないです。

カメラの電池ボックスのネジ穴ですが、小さいドライバーで開けようとすると固着していた場合、なめって(開ける前にネジ山がおかしくなる)駄目にしてしまうことがあります。
当然ですが、ネジ山とドライバーの頭とに隙間があれば、ネジを回す時や力を込めた時にドライバーの頭がねじ山を傷つけてしまいます。

ここでコインドライバーの登場です。
ネジの頭が大きいためピッタリマイナス溝に嵌ります。
ピッタリハマったドライバーはそんなに力を入れず軽い力でも回しても、簡単に回ります。

コインドライバーを使った事例

アンティークフィルムカメラはよく電池を本体に入れ忘れたままで保管してしまうことがよくあります。
開けようとしてドライバーを差し込んでみても、一向に回らない。

クレ556やシリコンスプレーなどで塗布して、動きを良くしてから試してみても駄目だったというのがよくあります。
結局最後は力加減を誤ってしまい、ネジ山を潰してしまった・・・なんて事よくありますよね。

特に古いモノは固着していることが多いです。
私の最初のネジ山を駄目にしたのはこちらの「NIKON F3」です。
なかなか開かないので、力を入れて開けようとしたら開ける前にねじ山が傷ついてしまいました・・・・。
怖くてそれ以上は回せないのでコインドライバーの購入を考えました。

その後、事なきを得て開けることができました。
中からでてきたのは緑青を吹いていた電池でした。

使ってみた感想と思った事

ドライバーの頭と見事に嵌合するためか、力のロスが殆ど無い。
したがって、軽い力で簡単に開けることができた。

値段はたいして高いものではないので一本持っておくととても便利であると感じましたし、
非常に重宝する1本であることは間違いないでしょう。

このドライバーはあまり場所を取らないので工具箱に入れておいてもかさばることはありませんでした。

ネジ山が危ない方、ぜひお試しあれ!

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